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父の日にオリンピックの水泳選手が父の腕時計を贈る

クロノマスター アビエイター シー ダイバーは、昔も今も、全ての人に愛されることを試みた時計ではあるが、おそらくほとんどのものよりはうまくいっているのではないだろうか。クラシックな2レジスタークロノグラフの何から何まで全てのものを、100mの防水機能と友に時計に詰め込もうとした(そして、試みている)ものとしては(ダイバーズウォッチの技術要件を満たさないのは、双方向回転ベゼルだけ)、クロノマスター アビエイター シー ダイバーは、バウハウス風の自己抑制の例としてではなく、少なくともアナログな情報を一貫した形で伝えるために、ベストを尽くした時計であることは間違いない。ウブロ 時計 評判デジタル表示が主流だった時代のデザインであり、ひと目でアナログ表示を読み解くことがサバイバルスキルだったことを思い出すと、この時計のデザインはとても良いと思うのだ。60分/12時間回転ベゼル、インナータキメーター、クロノグラフの30分積算計には赤いヨットタイマーのカウントダウンセグメントがあり、オリジナルモデルの象徴的な存在となっている。

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新しいクロノマスター アビエイター シー ダイバーは、バトン針かドーフィン針を選択可能だ。

 自動巻きモデルと手巻きモデルいずれも防水機能は100mで、サファイア風防を備え、スーパールミノバが施されている。2つのバージョンの主な違いは厚さだ。セリタ SW-510 M BH Bを使用した手巻きバージョンは38mm x 14.25mm、セリタ SW-510 BH Bを使用した自動巻きバージョンは厚さ16.25mmである。価格は非常にリーズナブルで、ストラップの手巻きモデルは1600ユーロ(約19万5000円)からで、ブレスレットの自動巻きモデルは2000ユーロ(約24万4000円)となっている(ヴィンテージオマージュウォッチの熱心な愛好家にとっては、ストラップの手巻きモデルがお好みなのではないかと推察する)。


 クロノマスター アビエイター シー ダイバーは、期待どおり忠実にコピー&ペーストされているが、アンタークティックの直径は、38mm x 11.5mmで1950年代のオリジナルモデルよりやや​​大きい。しかし、ケース径34 mmの時計は、今の時代に販売するのは難しいだろう。かつては探検家の時計として、いかなる追加の荷物も利点とは考えられていなかったであろう1950年代半ばと今は時代が違うのだ。


 日付表示ありモデルと日付表示なしモデルの両方で、アンタークティックは直径38mm、厚さ11.5mmで、SW200自動巻きムーブメントを搭載している。それ以外は、クロノマスターと同様に、デザインは多かれ少なかれオリジナルに完全に忠実であり、また、サファイアクリスタル、100mの防水性能、そして同じく非常に魅力的な価格設定がなされている。ストラップ付きアンタークティックの日付表示なしバージョンは650ユーロ(約7万9000円)から始まり、最も高価なものでは日付表示付きのブレスレットのモデルもあるが、それでも850ユーロ(約10万4000円)である。


 非常にリーズナブルな価格のヴィンテージデザイン復刻版でモダンなムーブメントを使用した時計に対して特に哲学的な異論がない限り、これらの時計の欠点を見つけるのはかなり難しいのではないかと思う。これらの時計は、市場が何を求めているのかだけでなく、良いヴィンテージウォッチを魅力的なものにするために何が必要なのかを知っている人々によってデザインされ、作られている。
 そしてこれら2つは同じものではないのである。「モダンなテイストでクラシックなデザインを更新する」ことは、しばしば「愛好家を遠ざけるように彼らにとってのみ魅力的なものを排除すること、しかし単なる満足のいくモダンな時計にならない程度にそれを保つこと、したがって八方美人になろうとすることで誰も喜ばせることにならないこと」を意味する場合が多いのだが。とにかく思い切って買いたくなってしまうような価格のカッコいいヴィンテージウォッチの新たなバージョンである。

ニバダ グレンヒェン アンタークティック:ケース、316L ステンレススティール、38mm x 11.5mm、ラグからラグ45mm;ソリッドケースバックに英雄的な探検家のように感じさせるクールな彫刻が施されたメダリオン付き。サファイアクリスタル、100m防水。ドーフィン針。ムーブメント、SW200、振動数 2万8800振動/時、26石、ハック機能、38時間パワーリザーブ。価格:650〜850ユーロ(約7万9000~10万4000円)、ブレスレットまたはストラップのオプションによる。 

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